ピーターボロで森林浴

ピーターボロで森林浴。

今はホワイト・トリリアムの季節。この花はオンタリオ州の州花で公式ロゴにもなっている。森に群生して一面に開花する様は幻想的。

ピンクがかった花もある。森に咲いている花はどんなに可憐でも、触らずに自然のままに。

水辺で遊ぶ鴨のファミリーに遭遇。小さい子ガモ達の水への反応はさまざま。なかなか泳ぎ出せない子もいれば、一人でスイスイ遠くまで泳ぎに行ってしまう子もいる。同じ場所で見守っている母ガモが尊い。

終わりなきトロント大学の工事

トロント大学キャンパス内のあちこちで大規模な工事が行われているが、散歩中に一部終わっているところがあることを発見。以前は通り抜けできなかったフィールド前はすっかりきれいになり、コンクリートのベンチのようなものが設置されていた。まだ風が少し冷たいけれども、青空の下の緑に鮮やかさが増してきて、初夏を感じさせる。

4年半ぶりに日本に一時帰国! (東京、羽田)

今日は皇居付近を散歩しようと出かけた。東京駅に降り立つと、なにやら物々しい雰囲気。要人が皇居から東京駅に向かってくるらしい。やがて騎馬警官に守られた馬車が姿を現した。車ではなく馬車を使うのはしきたりなのだろうか。東京駅のクラシカルな外観に見事にマッチし、時の流れが止まったかのようなシーンを堪能した。馬車が駅に横付けされ、要人が去るとバリケードは撤去され、あっという間にもとの日常に戻っていった。鮮やかで無駄のない各所の動きは日本人気質を感じさせる。

2週間の滞在が終わり、帰国日となった。到着は成田にしたが、帰国便は羽田から。ここでも新しくできた羽田エアポートガーデンで搭乗前に美味しいランチを堪能。滑走路を滑り出した飛行機内から遠くにスカイツリーが見える。12時間半の空の旅が始まった。私の心はトロントの友人に預かってもらっている愛猫ジルを迎えにいく算段と次回の一時帰国のことを考えている。

4年半ぶりに日本に一時帰国! (下北沢、渋谷)

今日も人混み覚悟で下北沢と渋谷へ。とはいえ、東京滞在も慣れてきた。アプリを使えば、早い順、格安順などの選択ができ、何時何分に何番線から乗れば良いかまで教えてくれる。電車は定刻通りに到着し、目的地まで確実に運んでくれるので動きやすい。

下北沢はカレーの街。ランチは友人に教えてもらった人気店「スパイス・マジック」で野菜たっぷりのスープカレーを堪能。ボリュームたっぷりだったが完食。

下北沢から渋谷へ。渋谷といえば、学生時代にハチ公前でよく待ち合わせをしたものだが、今やハチ公の前には写真を撮る人の長蛇の列ができていて、なんだかハチ公が気の毒になってしまった。周辺で行われている開発工事が生みの苦しみのような悲鳴にも似た騒音を立てている。渋谷はもう私が知っている渋谷ではなくなった。新しく生まれ変わったばかりの宮下パークを横目にヒカリエ方面へ向かう。この街のエネルギーはやっぱりすごい。

4年半ぶりに日本に一時帰国! (teamLab)

今日は豊洲にあるteamLab★Planets Tokyoへ。初めてゆりかもめに乗った。新橋から新豊洲までの約30分ほど、車窓に目を奪われた。東京湾やら、ビッグサイトやら、ガンダムやら。

会場は新豊洲駅のすぐ目の前。移転が決まっているこのteamLab★Planetsには信じられないほど多くの人が押し寄せていて、長い行列ができている。しかも、そのほとんどが外国人観光客。スタッフも国際色豊かで皆、日英バイリンガルで対応している。

会場ルールの説明を聞いてから、アート体験へ。いくつものデジタルアートを堪能。写真には撮り尽くせない。

アートは進化している。

4年半ぶりに日本に一時帰国! (高尾山)

兄と甥の案内で初めての高尾山登山を体験。初心者向けのコースを選んでもらい、たくさんの人に追い越されながらゆっくり登る。急がない。まわりの花や木々、風、空、匂い、時々開ける眺望、それらを大切に記憶に刻みながら登る。わずか599メートルの道のり、慣れない登山に体が悲鳴を上げる。その声にも耳を傾けつつ、なんとか山頂へ到着。遠くに見える富士山に得も言われぬ感動を覚えた。東京は深い。山頂でのアイスクリームの味、下山後の冷やしそばの味、食後の高尾山名物の天狗焼きの味。旅の醍醐味はやはり「食」だなと実感。

帰りはラッシュアワーに遭遇。これぞ東京!

4年半ぶりに日本に一時帰国! (浅草)

週日の午前中に訪れた浅草は予想外のものすごい人出で圧倒された。

マスクをしている人もいるが、その数は圧倒的に少ない。

浅草寺周辺には着物を着て観光を楽しむ外国人観光客がたくさんいた。人気のアトラクションの一つのようだ。和装は日本人でさえ敷居が高い装いの一つが、外国人観光客が気軽に楽しんでいるのを見て、思わず自分もトライしてみたくなった。

仲見世通りは、原宿の竹下通り並みの混みよう。

ここに来ると必ず買ってしまう人形焼き。ドラマ「タイガーアンドドラゴン」のエピソードで高座をすっぽかしたどん太が隠れていたのは、ちょうどこの角を入ったところ。

4年半ぶりに日本に一時帰国! (新宿)

日本一時帰国の後半は東京に滞在。学生時代から10年ほど暮らした東京は、いつ訪れても新鮮な刺激を与えてくれる。今回は、「東京の自然を満喫する」をテーマに動いてみた。

桜の時期には間に合わなかったと思っていたが、新宿御苑で八重桜がまだ華やかに咲き誇っていた。

新宿御苑をずんずん奥へ歩いていくと、こんな不思議な木に遭遇。ハンカチノキ、別名ゴーストツリー(幽霊の木)。昼間でも十分に幻想的。

新宿御苑には庭園があったり、温室があったり、アニメ映画のシーンの舞台になったところありと、見どころがたくさん。広々としたグリーンに寝そべって見る摩天楼にも風情を感じる。全体的に視野が開けた作りになっているので、歩いていて安心感があるのもいい。土浦では見かけなかった外国人旅行客の姿も多く目にした。

4年半ぶりに日本に一時帰国! (土浦)

日本の新型コロナウイルスのための入国規制がかなり緩和されてきた。待機期間が撤廃されたのを期に日本に一時帰国。入国時にはワクチン接種証明の提出などがあったが、5月からはこれらの義務ほかすべての規制が撤廃される模様。コロナからアフターコロナへ移行していく状況をカナダと日本にて肌で感じた旅となった。

最初に滞在したのは茨城県の土浦。土浦駅から散歩がてら土浦城跡へ。ここは亀の形に似ていたことから別名、亀城と呼ばれている。

お堀がたくさんあって、鯉が優雅に泳いでいる。

5月の子供の日が近いこともあり、街には勇壮な鯉のぼりが。

カナダは祝日が少ないので、日本のゴールデンウィークが心底うらやましい。