国際交流基金トロント日本文化センターは2021年2月5日~14日までの10日間、「JFF Plus: オンライン映画祭」を開催。視聴はカナダ国内ならどこからでも可。無料だが、登録が必要。日本の映画作品17本とアニメーション作品11本をオンライン上映した(すべての作品は英語字幕付き)。
Immersive Van Gogh – ゴッホの世界観に浸る
パリで大成功をおさめたヴィンセント・ヴァン・ゴッホ展「Immersive Van Gogh」が7月1日からトロントで開催。この展覧会は新型コロナウイルス対策を行い、来場者は床に描かれた白い円内で鑑賞する等、安全に楽しめるよう配慮されている。
広いスペース360度すべての壁面と床に広がるゴッホ作品。ビジュアルアートと音楽のコラボレーションで展開される展覧会は、従来の美術館で原画を鑑賞する展覧会とは異なり、まったく新しいアートの楽しみ方を体感させてくれる。開催は2020年9月30日まで。
フィギュアスケート カナダ国内選手権大会!
2020年のフィギュアスケートのカナダ国内選手権大会(2020 Canadian Tire National Skating Championships)がミシサガ市のParamount Fine Foods Centreで1月13日~19日までの7日間にわたって開催されました。
リンク際で見る演技は迫力があるだけでなく、テレビなどの映像だけでは分からない選手たちの繊細かつダイナミックな技術の高さを実感できます。ペアの演技はシンクロあり、アクロバティックなパフォーマンスありで瞬きする暇もありません。
男子シングルで1位となったのはトロント出身のローマン・サドフスキー(Roman Sadovsky)。2月の四大陸、3月の世界大会での活躍に是非注目してください。
世界フィギュア選手権大会は3月16日~22日までモントリオールで開催されます。
tiff 2019
今年、第44回目となるトロント国際映画祭は9月5日から15日まで開催。世界中から映画関係者がトロントを訪れました。
オスカーの前哨戦と言われるトロント映画祭。今年の観客賞はタイカ・ワイティティ監督の「ジョジョ・ラビット(Jojo Rabbit)」が選ばれました。
Shinya Kumazawa at Baldwin Village Maker Fair
8月4日(日)、正午から午後7時まで、トロントのダウンタウンのBaldwin Villageで「Baldwin Village Maker Fair」が開催され、トロントを拠点に活動を続ける日本人画家、熊沢慎也氏が出展した。
約20点あまりの新旧合わせた作品群はバラエティに富み、独特の色使いが際立つ。
特に目を引いたのは、今年、火事で焼失したフランスのパリにあるノートルダム大聖堂を描いた大作。2枚を左右につなげた作品は柱を中心にミラーイメージで描かれており、細部の描かれ方が微妙に異なっていて興味深い。自身も現地に二度足を運んだという。悲劇が起こったのは二度目に足を運んだ直後だったそうだ。
熊沢氏は、地元トロントではハイパークの自然やトロント市内の風景を描くアーティストとして知られており、多くの人の目を楽しませていた。
ちなみにこのBaldwin Villageはチャイナタウンやケンジントンマーケット、オンタリオ美術館といった人気スポットの近くにある小さなストリートながら、キッチュなショップやカフェが並ぶ落ち着いたユニークな場所。ぶらりと散策がてら訪れるのにオススメだ。
<熊沢慎也氏の今後の作品展の予定と連絡先>
Aug 18- Oct 13th
Bending Spoons Gallery @Vesuvio Pizzeria & Spaghetti House
3010 Dundas St. West, Toronto / Tel: 416-763-4191
Aug 22- Sep 26th
Group Show – Social Medium, Why Art?
Etobicoke Civic Centre Art Gallery
399 The West Mall, Toronto
*Opening Reception Aug 22, 6 – 8pm
公式ウェブサイト www.shinyakumazawa.com
Hiroshi Yamamoto “Colour of Toronto”
トロントを拠点に活躍している日本画家、山本博さんの個展が3月14日から4月14日まで、地下鉄ローレンス駅近くのPatisserie Sebastienで開催中だ。
トロントの風景を色鮮やかに生き生きと切り取った作品群はどれも温かい雰囲気で、見ていると気持ちがほっこりしてくる。
パティスリー・セバスチャンの美味しいスイーツと温かいドリンクを堪能するのもお忘れなく。
Grey Matter AR
カナダ国内外で活躍中のビジュアルアーティスト、 Karen Vanderborght による「Grey Matter AR」と題した個展がTirinity Square Video (410 Richmond St W, Suite 121) で3月21日(木)~28日(木)まで開催中だ。
会場には、壁に似たような50枚のプリントが展示してあるのみで、普通の展覧会とは少々異なる雰囲気だ。この個展の目的は作品を鑑賞するのではなく、作品から発信されるAR(拡張現実)を体験すること。
そのため、携帯にアプリのSnapChatをインストールして持参することをお勧めする。
シニアの言葉は私達が生きる意味への理解を深めてくれると語るKarenは、21世紀の新しいシニア世代とのつながり方、コミュニティとのつながり方を提案している。
開催は3月28日まで。
<information>
RAW Toronto presents REFLECTS
3月7日(木)と8日(金)の夜、トロントの新進気鋭のアーティストがカレッジストリートのMob Clubに集結。アート、音楽、ファッションがミックスされたユニークなイベントが開催された。
<information>
T.O Uncovered FOOD. ART. MUSIC festival
2月10日(日)、一夜限りのアートイベント「T.O Uncovered FOOD. ART. MUSIC festival」に雪の中、行ってきた。場所は、トロントのリトルイタリーと呼ばれるエリアにある「Rivial」。
ミニフードコートとクラブとアートフェアが一体となったようなこのイベントの会場は、音楽のバイブレーションにアーティスト達のエネルギーが溶け合って、来場者を熱く包む。
うれしいのは、アーティスト本人と話して、直接作品を購入できること。
ひと際ユニークな個性を放っていたのは、地元アーティストのTom Buis氏の作品群。ウッドボードやパネルに描かれているのはリアルとファンタジーが交錯する不思議な世界。オリジナリティあふれるキャラクターは人間でも動物でもない。自然の木目やボードの傷もアートに溶け込ませているのも興味深い。
Tom BuisのInstagram:tombuisart
会場で日本人を発見!
フォトグラファーのRyutaro Tsukata氏は大坂出身で、現在はトロントに滞在中とのこと。デジタルとフィルムの両方で日本の風景を紹介していた。
作品はローカル色が強く、隠れた日本の味わい深い風景を切り取っている。どこかレトロな雰囲気もあり、それが観る者に新鮮な感覚を与える作品だ。
トロントの写真もインスタグラムで紹介しているので、のぞいてみてほしい。
Ryutaro TsukataのInstagram:rt.573
トロント国際映画祭、開催中
2018年のトロント国際映画祭は9月6日~16日まで開催。世界中の映画関係者がトロントに集結!街を歩けばセレブが!話題作に長蛇の列が!ワールドプレミア作品も多数あり!
DIRECTV House presented by AT&T
Friday, September 7, 2018, photo by Charley Galley/Getty Images