Norwood Fair、リアル開催!

トロントから車で約2時間の場所にある町Norwood。いつもサンクスギビングデーの週末に開催されていた「Norwood Fair」が今年、パンデミック後に初めてリアル開催となった。

移動遊園地とローカルコミュニティや地元農家がコラボするこのイベントは地元の人たちには欠かせないフェスティバル。冬並みの寒さとなったものの、待ちに待っていた大勢の地元の人々が足を運んだ。

野菜の品評会の中でも一番目立っていたのが、ドでかいカボチャ。味が気になる。

広々とした屋外では馬たちによるこんな勇壮なシーンが見られる。遠くに見えるのは移動遊園地。

移動遊園地はものすごい人、人、人。乗り物やアトラクションには長蛇の列ができている。これは「びっくりハウス」。一歩足を踏み入れると廊下の床が逆方向に動いて前に進めない等、いろいろな仕掛けが。大人も子供も一緒になって大騒ぎ。

クマの木彫り。アーティストがデモンストレーションもしていて、子どもたちから熱い視線を浴びていた。

帰りは紅葉狩りへ。秋が深まっている。

ピーターボロ・ミュージックフェスト2

ピーターボロ・ミュージックフェストにまたやってきた。今回は、JUNO AWARD 2022にノミネート、オープニングナイトでパフォーマンスを披露したVALLEY。この日もステージから全力投球の力強くエネルギッシュなパフォーマンスで観客を魅了した。

それにしても、カナダで屋外コンサートに行くとサウンドの良さやPA技術の高さにいつも驚かされる。一瞬、屋外で聞いていることを忘れそうになるくらいだ。しかも、入場無料のコンサートでこのクオリティ。

余談。この日は椅子をレンタル(1脚5ドル)したのだが、借りた椅子に枯れ葉のクズがついていたので、座る前に指でピンと弾き飛ばしたら、近くにいた小さな女の子が見ていて、早速、真似して同じ仕草をしていた。子供は大人がすることをよく見ている。

彫刻家が住む町までサイクリング

PeterboroughからLakefieldという町までサイクリング。すると、こんな彫刻が庭に転々と置いてある家を発見。自転車を止めて鑑賞していたら、家主でアーティスト本人が出てきて、作品について興味深い話を聞かせてくれた。彼の名前はDon Frost。曲線が空を斬るようなダイナミックでユニークな動きのある彫刻は、インスピレーションに任せて30分ほどで概ね形が決まるという。それだけに失敗を繰り返すんだ、と倉庫の外に重ねられた残骸を指さして笑った。

Donの家を後にして、少し水辺のまわりを走り、最後にLakefieldのダウンタウンでアイスクリームを食べて帰途についた。気持ちのいい夏の日だ。

Sandy Lake Beachで泳いだ日

ここはトロントから車で2時間あまりのところにあるSandy Lake Beach。文字通り砂浜の浅瀬が広がり、水温も高めなので、気負わず泳げる夏の人気スポットの一つだ。

大自然そのまま、まわりには便利なショップなどなく、簡易トイレとゴミ箱があるのみ。飲み物やスナックなど必要なものだけ持参して水辺のひとときを楽しむ。

ピーターボロ・ミュージックフェスト

ピータボロでは夏になると毎週のようにミュージックフェストが開催されている。多くの人は椅子やスナック持参で気軽な気分で音楽を楽しみにやってくる。この日(30日)は7月最後のステージで、デヴィッド・ボウイのトリビュートバンドが出演。見た目も去ることながら、声もそっくりで、独自のアレンジなどもなく、ボウイファンならずとも純粋に楽しめるショーだった。

ストリートミュージシャンが街にエネルギーを注入

憂鬱な気分で歯科医のクリニックに向かっていたところ、ファンキーなストリートミュージシャンに遭遇。これだけのホーンセクションにドラムがいるスタイルは珍しい。場所がトロントの著名な音楽学校「The Royal Conservatory of Music」にほど近かったので、生徒か先生たちかもしれない。ファンキーなサウンドに躍動感あふれるパフォーマンスで道行く人々は足を止めて聞き入っている。私の憂鬱な気分も吹き飛んだ。初夏の午後、トロントの街にエネルギーを注ぎ込むストリートミュージシャン、最高。

カーサ・ローマでダイアナ元妃の展覧会

トロントの観光スポットとして人気のカーサ・ローマにウォーキングついでに立ち寄ったあら、これまで語られなかったダイアナ元妃のストーリーを紹介する展覧会が開催されていた。入り口近くには、さまざまな場所へ彼女を送迎しであろう黒塗りのロールスロイスの姿が。

没後25周年。その日、私はミネアポリスのホテルに滞在中で、ダイアナ妃が交通事故で亡くなったらしいというテレビのニュース速報を見て、衝撃を受け、その夜、ひどい雷雨で眠れなかったところを追い打ちをかけるように、夜中にホテルの火災報知器が鳴り出し、ロビーでひとり腕組みしながら呆然と立ちすくんでいたことを思い出した。