Happy Canada Day!

Happy Canada Day! カナダは今年、建国157年を迎えた。オンタリオ州ピーターボロのダウンタウンにほど近い湖畔で草をついばみ寛ぐカナダグースたち。彼らの目に人間はどう映っているのだろうか。

新種の木?

オンタリオ州ピーターボロで新種の木を発見?と思いきや、電信柱にからみついて成長するツル性の植物だった。柱を完全に覆い尽くし、電線にも届きそうな生命力の勢いに圧倒される。

新緑のトロントは工事の季節

5月のトロントは美しい。メープルの木に鮮やかなグリーンの葉が茂り、元気いっぱいにその葉を太陽に向かって広げている。まだ虫もいないのでウォーキングにも最高の季節だ。ただ、一点を除いては。

トロント市内の至るところで工事が始まった。トロントの夏を「construction season」と揶揄する人も。老朽化と新開発が相まって、道路は渋滞、歩道閉鎖などで迂回を余儀なくされたり。それでも長い冬が終わった喜びが街中にあふれている。

冷たい風雨に煽られてなお美しく咲くトロントの桜

トロントでも毎年、桜の開花を心待ちにしている市民が多い。トロント大学のキャンパスやハイパークでは今年も無事に開花したものの、この時期の天候は寒暖差がとても激しい。今年も4月半ばを過ぎても雪交じりの雨が降り、凍りつくような強い風が吹きすさぶ。そんな受難のような中でなお、気品と可憐さを失わず強く美しく咲く桜に心打たれる(写真は4月18日にトロント大学周辺で撮影)

皆既日食、午後3時に暗闇が訪れた日

4月8日、メキシコからアメリカ、カナダにかけて北米を縦断するように皆既日食が見られた。オンタリオ州ナイアガラではこの日に大量の観光客が押し寄せることを想定し、非常事態宣言を発令。各地では大勢の人々が神秘的な天体ショーを楽しんだ。

オンタリオ州トロントはあいにく曇り空だったが、午後3時20分ごろから3分ほど、夜のような暗闇に包まれ、街灯が灯り、鳥たちはねぐらに戻って息をひそめた。

今回見逃した人が次に見られるのは400年後だそう。

サンタが街にやってきた!

The 119th Original Santa Claus Parade, CP24

今日(11月26日)、第119回目のサンタクロース・パレードがトロントで行われた。昨年に続き、今年もリアル開催となった。毎年、この日は小雪が舞うような寒い日と決まっている。今年も例外なく凍てつく朝を迎えたが、沿道はベストスポットでパレードを楽しもうと早くから折りたたみ式のキャンピングチェアとお弁当や温かい飲み物を持って集まった人々で埋め尽くされた。最後にサンタが登場すると、ものすごい歓声が。パレードは最高潮と迎え、ストリート全体を巻き込んで一つになる。

サンタの姿が見えなくなると、ストリートはあっという間にもとの日常の姿に戻っていった。遠くてサイレンの音が聞こえる。来週から師走だ。

小さな池の物語 – カモ vs グース

ある晴れた秋の日のこと。小さな池でカモの一族が楽しく遊泳していました。ところが、泳ぐ先には大きなカナダグースの一族がたむろっていたのです。カモとグースがまさかの一騎打ち? 

先頭を行くカモは、色めきだったグースをするりとかわして平然と泳ぎ進んでいきます。それに続く子カモたちにグースは手出しできません。

ほっと安心したのも束の間。行く手にまたも別のグース一族が。

カモの一族は、今度もさりげなくグースに挨拶しつつ、通り過ぎていきます。このグースの一族は平和主義なのか、気にもせずにカモ一族を見送ります。小さな池はみんなの池。

郊外で暮らすグースたち

ピーターボロのダウンタウンを散策。川のほとりでくつろぐグースたち。トロント市内で悪態をついている不良グースと違って、郊外に住む彼らはのびのび暮らしている、ように見える。

トロントアイランドへの散歩旅

オンタリオ湖に浮かぶトロントアイランドへはフェリーで約15分の旅。たまに行ってみたくなる場所だが、夏はイベントも多く、コロナ明けと相まってフェリー乗り場には気の遠くなるような行列が。帰りのフェリーはCentre Islandより東にあるWard’s Islandから乗船。空いていた!

トロントアイランドから見た曇り空の摩天楼。いつのまにか新しい高層ビルが増えていた。