ピーターボロはオンタリオ州でも内陸部の印象があったが、湖が数多く点在し、トレイルには小川が流れ、豊かな自然ふれることができる。
思いがけず、木材で造られたティピに遭遇。中は以外に広く、小さなベンチのようなものも設えてあり、中央には焚き火の後があった。ここで一晩過ごしたら、何かが起こりそう。
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ピーターボロはオンタリオ州でも内陸部の印象があったが、湖が数多く点在し、トレイルには小川が流れ、豊かな自然ふれることができる。
思いがけず、木材で造られたティピに遭遇。中は以外に広く、小さなベンチのようなものも設えてあり、中央には焚き火の後があった。ここで一晩過ごしたら、何かが起こりそう。
トロントから北東へ車で1時間半ほどのところにあるピーターボロ市は、コテージタウンとして人気の自然豊かなエリア。住宅街でも野生の動物たちがのびのびと暮らしている。
散歩中に、なにかを探しているらしい野うさぎとばったり出会った。愛らしい姿は見ているだけで一緒に遊んでもらっている気分になる。そっと近づいていったけれども、目があった途端、草むらの中に飛び込んで行ってしまった。
今年の夏はスタンドアップ・パドルボードを楽しむ人の姿をよく見かける。人間は水の上を歩けないというハードルをこれで超えたな、と見るたびに思う。
夏を感じる6月のある日、トロント市内から北に位置するL’Amoreaux Parkを訪れた。市街地にあるものの、小川が流れていて、ゆったり散歩にぴったりの公園だ。
小川にかかる橋の上でせせらぎの音に耳を傾けていると、マスクラットの姿が見えた。ビーバーよりも小さく、ふっくらとした体についた長い尻尾が水面でゆらめいている。木の枝が折り重なった場所で通り抜けられずに困っているように見えたが、それも束の間、あっという間にどこかに泳ぎ去ってしまった。家族のもとに帰ったのだろうか。
スパダイナ公園からトロントの街を見下ろすと、紅葉が始まっていることに気づいた。トロントの秋がはじまった。
オンタリオ州にあるPetroglyphs州立公園はトロントから2時間あまりのところにある。
ここではさまざまな先住民のカルチャーにふれることができる。特に氷河期を経て露出した巨大な白い大理石に先住民が掘った彫刻は一件の価値がある。人や動物などが描かれている中で、不思議な生き物の姿もあり、一つひとつが具象的でありながら、全体は壮大な地球や宇宙の物語のようにも見える。
現在は保護のため、建物内部に保存されており、そこでの写真撮影と携帯の使用は禁じられている。また犬を連れて入ることはできない。
9月はハイキングに最適のシーズンだ。トレイルを歩いていると森の中で命を全うして倒れている枯木をいくつも見かけることがある。この日は、根が露出しているのに倒れていない木に出会った。上を見上げると、斜めになった木を周りの木々が支えていた(写真上)。まだ倒れるなよ、と、そんなふうに言っているような気がした。
さらに歩き進んでいくと、幸運を運んできてくれそうな金色のきのこを発見(写真下)。オンタリオの大地は豊沃だ。
Petroglyphs州立公園ウェブサイト:https://www.ontarioparks.com/park/petroglyphs
夏の休暇で出かけたオンタリオ州郊外のOtonabee川のほとりで野生のヘロン(アオサギ)に遭遇。美しかった。
11月30日にNHKのラジオ番組ちきゅうラジオの「世界のイチメン」に出演させていただきました。聴いてくださった皆様、ありがとうございました。
ハロウィーンの夜の大雨と強風でナイアガラ川に座礁したまま100年以上放置されている船、通称Iron Scowが動いた!という話題をお話させていただきました。
トロントのメープルが燃えるような赤に紅葉中。