




パリで大成功をおさめたヴィンセント・ヴァン・ゴッホ展「Immersive Van Gogh」が7月1日からトロントで開催。この展覧会は新型コロナウイルス対策を行い、来場者は床に描かれた白い円内で鑑賞する等、安全に楽しめるよう配慮されている。
広いスペース360度すべての壁面と床に広がるゴッホ作品。ビジュアルアートと音楽のコラボレーションで展開される展覧会は、従来の美術館で原画を鑑賞する展覧会とは異なり、まったく新しいアートの楽しみ方を体感させてくれる。開催は2020年9月30日まで。

Japanese Translation/Writing Services
パリで大成功をおさめたヴィンセント・ヴァン・ゴッホ展「Immersive Van Gogh」が7月1日からトロントで開催。この展覧会は新型コロナウイルス対策を行い、来場者は床に描かれた白い円内で鑑賞する等、安全に楽しめるよう配慮されている。
広いスペース360度すべての壁面と床に広がるゴッホ作品。ビジュアルアートと音楽のコラボレーションで展開される展覧会は、従来の美術館で原画を鑑賞する展覧会とは異なり、まったく新しいアートの楽しみ方を体感させてくれる。開催は2020年9月30日まで。
トロント大学のキャンパス内を散歩中にお茶目なアートを発見!
公園の入り口等に必ずある、もはやお馴染みとなったソーシャルディスタンシングの注意喚起の案内板。トロント市民はしっかり守っています 🙂
8月4日(日)、正午から午後7時まで、トロントのダウンタウンのBaldwin Villageで「Baldwin Village Maker Fair」が開催され、トロントを拠点に活動を続ける日本人画家、熊沢慎也氏が出展した。
約20点あまりの新旧合わせた作品群はバラエティに富み、独特の色使いが際立つ。
特に目を引いたのは、今年、火事で焼失したフランスのパリにあるノートルダム大聖堂を描いた大作。2枚を左右につなげた作品は柱を中心にミラーイメージで描かれており、細部の描かれ方が微妙に異なっていて興味深い。自身も現地に二度足を運んだという。悲劇が起こったのは二度目に足を運んだ直後だったそうだ。
熊沢氏は、地元トロントではハイパークの自然やトロント市内の風景を描くアーティストとして知られており、多くの人の目を楽しませていた。
ちなみにこのBaldwin Villageはチャイナタウンやケンジントンマーケット、オンタリオ美術館といった人気スポットの近くにある小さなストリートながら、キッチュなショップやカフェが並ぶ落ち着いたユニークな場所。ぶらりと散策がてら訪れるのにオススメだ。
<熊沢慎也氏の今後の作品展の予定と連絡先>
Aug 18- Oct 13th
Bending Spoons Gallery @Vesuvio Pizzeria & Spaghetti House
3010 Dundas St. West, Toronto / Tel: 416-763-4191
Aug 22- Sep 26th
Group Show – Social Medium, Why Art?
Etobicoke Civic Centre Art Gallery
399 The West Mall, Toronto
*Opening Reception Aug 22, 6 – 8pm
公式ウェブサイト www.shinyakumazawa.com
トロント出身の建築家フランク・ゲーリーのデザインでトランスフォーメーションし、2008年にリニュアルオープンしたAGO(オンタリオ美術館)。近年は草間彌生さんの展覧会などでたくさんの人が訪れていますが、特別展以外でもたくさんの見どころがあります!特にヘンリー・ムーアの彫刻がずらりと並ぶHenry Moore Scrupture Courtは必見。
また2階のダンダス・ストリートに面した回廊では素晴らしい建築とアートの融合を堪能できます。
Art Gallery of Ontario
https://ago.ca/
トロントを拠点に活躍している日本画家、山本博さんの個展が3月14日から4月14日まで、地下鉄ローレンス駅近くのPatisserie Sebastienで開催中だ。
トロントの風景を色鮮やかに生き生きと切り取った作品群はどれも温かい雰囲気で、見ていると気持ちがほっこりしてくる。
パティスリー・セバスチャンの美味しいスイーツと温かいドリンクを堪能するのもお忘れなく。
カナダ国内外で活躍中のビジュアルアーティスト、 Karen Vanderborght による「Grey Matter AR」と題した個展がTirinity Square Video (410 Richmond St W, Suite 121) で3月21日(木)~28日(木)まで開催中だ。
会場には、壁に似たような50枚のプリントが展示してあるのみで、普通の展覧会とは少々異なる雰囲気だ。この個展の目的は作品を鑑賞するのではなく、作品から発信されるAR(拡張現実)を体験すること。
そのため、携帯にアプリのSnapChatをインストールして持参することをお勧めする。
シニアの言葉は私達が生きる意味への理解を深めてくれると語るKarenは、21世紀の新しいシニア世代とのつながり方、コミュニティとのつながり方を提案している。
開催は3月28日まで。
<information>
3月7日(木)と8日(金)の夜、トロントの新進気鋭のアーティストがカレッジストリートのMob Clubに集結。アート、音楽、ファッションがミックスされたユニークなイベントが開催された。
<information>
2月10日(日)、一夜限りのアートイベント「T.O Uncovered FOOD. ART. MUSIC festival」に雪の中、行ってきた。場所は、トロントのリトルイタリーと呼ばれるエリアにある「Rivial」。
ミニフードコートとクラブとアートフェアが一体となったようなこのイベントの会場は、音楽のバイブレーションにアーティスト達のエネルギーが溶け合って、来場者を熱く包む。
うれしいのは、アーティスト本人と話して、直接作品を購入できること。
ひと際ユニークな個性を放っていたのは、地元アーティストのTom Buis氏の作品群。ウッドボードやパネルに描かれているのはリアルとファンタジーが交錯する不思議な世界。オリジナリティあふれるキャラクターは人間でも動物でもない。自然の木目やボードの傷もアートに溶け込ませているのも興味深い。
Tom BuisのInstagram:tombuisart
会場で日本人を発見!
フォトグラファーのRyutaro Tsukata氏は大坂出身で、現在はトロントに滞在中とのこと。デジタルとフィルムの両方で日本の風景を紹介していた。
作品はローカル色が強く、隠れた日本の味わい深い風景を切り取っている。どこかレトロな雰囲気もあり、それが観る者に新鮮な感覚を与える作品だ。
トロントの写真もインスタグラムで紹介しているので、のぞいてみてほしい。
Ryutaro TsukataのInstagram:rt.573
イギリスの覆面芸術家BANKSYの展覧会「THE ART OF BANKSY」がトロントで8月13日まで開催中だ。
BANKSYは左翼的で資本主義や国家主義を痛烈に風刺した作品を、世界各地にゲリラ的に描き展示するストリートアーティストだ。神出鬼没ながら、その正体はいまだに明らかになっていない。
90年初頭に活動を開始し、ステンシルとスプレー塗料を使う独特の手法で描かれた作品の価値はいまや数十万ドルともそれ以上とも言われている。
本展覧会では、大英博物館も認めるBANKSYの作品群を8セクションに分けて展示。壮大で破天荒で強烈な風刺のきいた作品群はまさに圧巻。グラフィティアートに興味がある人は必見だ。
日本の染色工芸家、久保田一竹の展覧会が2月7日から5月13日まで、トロントのTextile Museum of Canadaで開催されました。
「光のシンフォニー」と呼ばれる久保田一竹の作品群は四季と宇宙を表現しています。
室町時代の「辻が花染め」を「一竹辻が花」として発展させました。その作業行程の展示もありましたが、気の遠くなるほど長く、一つひとつに細やかな神経を必要とする作業です。魂を削り、命をかける作業と言っても過言ではありません。
富士山をモチーフにした作品も多くみられました。
日本の久保田一竹美術館は富士山をのぞむロケーションにあるとか。いつか行ってみたいものです。
5着の着物をキャンバスにした連作。言葉を失うほどの美しさ。色、構図、染色技術の素晴らしさは息を飲むほど。そして、作品から醸し出される荘厳な空気が時代を超えて息づいています。
冬が着物の中に訪れています。展示は背面を見せる形でしたが、この作品はうしろにまわると前面を見ることができました。前面も素晴らしいものでした。
このテキスタイル博物館は他の博物館に比べて小さいのですが、個性豊かで秀逸な展覧会を常時行っています。
一般的なアートとは一味違うテキスタイルの世界は、触れれば触れるほど、その奥深さが感じられ、身近なモチーフだけに私達の暮らしを豊かにしてくれるアートです。是非、一度足を運んでみてください!
http://www.textilemuseum.ca/home