カーサ・ローマでダイアナ元妃の展覧会

トロントの観光スポットとして人気のカーサ・ローマにウォーキングついでに立ち寄ったあら、これまで語られなかったダイアナ元妃のストーリーを紹介する展覧会が開催されていた。入り口近くには、さまざまな場所へ彼女を送迎しであろう黒塗りのロールスロイスの姿が。

没後25周年。その日、私はミネアポリスのホテルに滞在中で、ダイアナ妃が交通事故で亡くなったらしいというテレビのニュース速報を見て、衝撃を受け、その夜、ひどい雷雨で眠れなかったところを追い打ちをかけるように、夜中にホテルの火災報知器が鳴り出し、ロビーでひとり腕組みしながら呆然と立ちすくんでいたことを思い出した。

ラプターズの試合中に火災発生

3月26日、トロントのスコシアバンク・アリーナで行われていたNBAのトロント・ラプターズ対インディアナ・ペイサーズの試合中、東側のセクション103の上にあったスピーカーの一つから電気火災が発生。これにより、前半戦の残り4分あまりの時点で、試合が一時中断され、観客は安全のため全員、アリーナ外に避難するという事態となった。写真=火災が発生した付近(写真上部)の誰もいなくなった観客席。

1時間後、無観客で試合が再開され、ラプターズが勝利した。

同アリーナは築23年。

JFF Plus: オンライン映画祭

国際交流基金トロント日本文化センターは2021年2月5日~14日までの10日間、「JFF Plus: オンライン映画祭」を開催。視聴はカナダ国内ならどこからでも可。無料だが、登録が必要。日本の映画作品17本とアニメーション作品11本をオンライン上映した(すべての作品は英語字幕付き)。

https://jftor.org/events/jff-plus/

Immersive Van Gogh – ゴッホの世界観に浸る

パリで大成功をおさめたヴィンセント・ヴァン・ゴッホ展「Immersive Van Gogh」が7月1日からトロントで開催。この展覧会は新型コロナウイルス対策を行い、来場者は床に描かれた白い円内で鑑賞する等、安全に楽しめるよう配慮されている。

広いスペース360度すべての壁面と床に広がるゴッホ作品。ビジュアルアートと音楽のコラボレーションで展開される展覧会は、従来の美術館で原画を鑑賞する展覧会とは異なり、まったく新しいアートの楽しみ方を体感させてくれる。開催は2020年9月30日まで。

会場はオンタリオ湖をのぞむトロントスター紙のビル内。

公式サイト https://vangoghexhibit.ca/

フィギュアスケート カナダ国内選手権大会!

2020年のフィギュアスケートのカナダ国内選手権大会(2020 Canadian Tire National Skating Championships)がミシサガ市のParamount Fine Foods Centreで1月13日~19日までの7日間にわたって開催されました。

リンク際で見る演技は迫力があるだけでなく、テレビなどの映像だけでは分からない選手たちの繊細かつダイナミックな技術の高さを実感できます。ペアの演技はシンクロあり、アクロバティックなパフォーマンスありで瞬きする暇もありません。

男子シングルで1位となったのはトロント出身のローマン・サドフスキー(Roman Sadovsky)。2月の四大陸、3月の世界大会での活躍に是非注目してください。

世界フィギュア選手権大会は3月16日~22日までモントリオールで開催されます。

tiff 2019

今年、第44回目となるトロント国際映画祭は9月5日から15日まで開催。世界中から映画関係者がトロントを訪れました。

オスカーの前哨戦と言われるトロント映画祭。今年の観客賞はタイカ・ワイティティ監督の「ジョジョ・ラビット(Jojo Rabbit)」が選ばれました。

Shinya Kumazawa at Baldwin Village Maker Fair

8月4日(日)、正午から午後7時まで、トロントのダウンタウンのBaldwin Villageで「Baldwin Village Maker Fair」が開催され、トロントを拠点に活動を続ける日本人画家、熊沢慎也氏が出展した。

約20点あまりの新旧合わせた作品群はバラエティに富み、独特の色使いが際立つ。

特に目を引いたのは、今年、火事で焼失したフランスのパリにあるノートルダム大聖堂を描いた大作。2枚を左右につなげた作品は柱を中心にミラーイメージで描かれており、細部の描かれ方が微妙に異なっていて興味深い。自身も現地に二度足を運んだという。悲劇が起こったのは二度目に足を運んだ直後だったそうだ。

熊沢氏は、地元トロントではハイパークの自然やトロント市内の風景を描くアーティストとして知られており、多くの人の目を楽しませていた。

ちなみにこのBaldwin Villageはチャイナタウンやケンジントンマーケット、オンタリオ美術館といった人気スポットの近くにある小さなストリートながら、キッチュなショップやカフェが並ぶ落ち着いたユニークな場所。ぶらりと散策がてら訪れるのにオススメだ。

<熊沢慎也氏の今後の作品展の予定と連絡先>

Aug 18- Oct 13th

Bending Spoons Gallery @Vesuvio Pizzeria & Spaghetti House

3010 Dundas St. West, Toronto / Tel: 416-763-4191

Aug 22- Sep 26th

Group Show – Social Medium, Why Art?

Etobicoke Civic Centre Art Gallery

399 The West Mall, Toronto

*Opening Reception Aug 22, 6 – 8pm

公式ウェブサイト www.shinyakumazawa.com

Hiroshi Yamamoto “Colour of Toronto”

トロントを拠点に活躍している日本画家、山本博さんの個展が3月14日から4月14日まで、地下鉄ローレンス駅近くのPatisserie Sebastienで開催中だ。

トロントの風景を色鮮やかに生き生きと切り取った作品群はどれも温かい雰囲気で、見ていると気持ちがほっこりしてくる。

パティスリー・セバスチャンの美味しいスイーツと温かいドリンクを堪能するのもお忘れなく。

Grey Matter AR

カナダ国内外で活躍中のビジュアルアーティスト、 Karen Vanderborght による「Grey Matter AR」と題した個展がTirinity Square Video (410 Richmond St W, Suite 121) で3月21日(木)~28日(木)まで開催中だ。

会場には、壁に似たような50枚のプリントが展示してあるのみで、普通の展覧会とは少々異なる雰囲気だ。この個展の目的は作品を鑑賞するのではなく、作品から発信されるAR(拡張現実)を体験すること。

そのため、携帯にアプリのSnapChatをインストールして持参することをお勧めする。

気になるタイトルを見つけたら、まずSnapChatで撮影し、表示の指示に従ってアンロックすると自分の顔のまわりにさまざまな変化が起こる
AR体験をまわりの人と共有すると楽しさ倍増。音声でシニア達が語る名言も心に刻もう
ビジュアルアーティストのKaren。質問にも気軽に答えてくれる

3月21日のオープニングでもたくさんの人がARを体験

シニアの言葉は私達が生きる意味への理解を深めてくれると語るKarenは、21世紀の新しいシニア世代とのつながり方、コミュニティとのつながり方を提案している。

開催は3月28日まで。

<information>

https://www.facebook.com/events/1014524012090298/

RAW Toronto presents REFLECTS

3月7日(木)と8日(金)の夜、トロントの新進気鋭のアーティストがカレッジストリートのMob Clubに集結。アート、音楽、ファッションがミックスされたユニークなイベントが開催された。

アーティストに直接、作品について話が聞ける!
さまざまなミュージシャンによるパフォーマンスも。この後、ランウェイでファッションショーが行われた

<information>

https://www.rawartists.org/

https://rawartists.org/tombuisart