
10月3日、北米9か所をまわるSam Fenderの「People Watching Tour 2025」の最終公演がトロントのコカ・コーラ・コロシアムで行われた。
コンサートが行われたのはアイスホッケーの試合も行われるアリーナ。会場を出るとコンサート会場をぐるりと囲むようにフードやドリンク、そしてコンサートツアーのマーチャンダイズのショップが並ぶ。
オープニングアクトが午後8時くらいに始まり、休憩を挟んで、Sam Fenderのパフォーマンスが始まったのは午後9時を過ぎていた。休憩中もコンサート中も、観客は自由に出入りして、ドリンクやフードを片手に戻ってきて、コンサートを楽しみ続ける。この気楽な雰囲気が最高だ。
Sam Fenderはステージで、2019年の前回の北米ツアーではHorse Shoe Tavernで演奏したと語り、「今夜、こんな大きな会場でパフォーマンスできるなんて信じられないぜ!」と叫び、喝采を浴びていた。
コンサートに行くまで彼の楽曲は数曲程度しか知らなかったが、曲を追うごとにどんどん引き込まれる。バラエティに富んだ音楽性とユーモアを交えたトークで観客を一体にしていく様が圧巻だった。
最後は、オープニングアクトのYoung Jesusも加わってステージは最高潮に達して、幕を閉じた。
「People Watching」は今年10月、2025年マーキュリー賞を受賞している。

